ジェイゾロフト(セルトラリン)の副作用で抜け毛・薄毛
ジェイゾロフト(セルトラリン)とは
ジェイゾロフト(セルトラリン)の服用で抜け毛・薄毛になる場合があります。ジェイゾロフトと抜け毛・薄毛との関係について原因や対策を詳しく解説します。
ジェイゾロフト(セルトラリン)は、ファイザー製薬が開発した薬で主に脳内の神経伝達物質セロトニンの働きを改善して、憂鬱な気分などを改善たり意欲を高めたりする薬です。
ジェイゾロフトはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類され、うつ病以外にもパニック障害や外傷後ストレス障害にも処方されます。
ジェイゾロフト(セルトラリン)の副作用で薄毛・抜け毛
ジェイゾロフト(セルトラリン)は脱毛症【1%未満】の副作用の明記があります。
そのため、抜け毛・薄毛になる場合があります。しかし表記の通り「1%未満」の可能性しかありませんので、非常に確率が低く、数字としては100人に1人以下と考えられます。
その他のジェイゾロフト(セルトラリン)の副作用として、以下の症状があります。
- 消化器症状: 吐き気、下痢、口の渇きなど。
- 神経系の症状: 頭痛、めまい、眠気、あるいは逆に不眠など。
- 性的な副作用: 性欲減退、勃起不全、オルガスムの遅れなどが発生することがあります。
また、ジェイゾロフト(セルトラリン)を服用することで光線過敏症になること場合があります。
光線過敏症と抜け毛・薄毛に関わることなので重要です。
光線過敏症とは、皮膚が紫外線に対して異常反応を起こし、肌のただれや湿疹になってしまう症状です。紫外線過敏症が重大化すると、室内の電気の光にも反応してしまう事もあります。
紫外線過敏症は様々な医薬品から発症する場合があり抗生物質であるクラリスロマイシンでも生じ得ることが分かっています。
ジェイゾロフト(セルトラリン)の服用で、稀に紫外線過敏症になってしまうことは前記の通りです。それによって頭皮のただれが発症して、抜け毛・薄毛になってしまう可能性があるのでジェイゾロフトの中止が必要です。
また、実際に情報を見ると少なからずジェイゾロフト(セルトラリン)の服用で抜け毛や薄毛を訴える方が少なからずいるのは事実です。
気になる場合には主治医に相談することをお勧めします。
他の薬に変更することも可能ですが、ただし、うつ病は長期化する病気です。
そのまま抜け毛や薄毛が気になる場合は不安ならば、こちらの情報を確認しておくと良いでしょう。