うつ病・不眠の病院受診の目安
うつ病・不眠の病院受診の目安
今回は病院受診の目安についてお話ししたいと思います
うつ病や気持ちの落ち込み、不安や不眠などから病院を受診しようかと悩んでいる方は多くいると思います。
症状がハッキリしている場合
「症状が出ている本人の場合」「周りから見て症状とある」という場合がある思いますがまずは体にはっきりと症状が出る場合です。
うつ病などで不眠症状や食欲がなくなったりすると体力が極端に落ちます。
体が重たくて動かないとか、仕事や学校へ行かずに一日中寝たきりの状態になっている場合は病院への受診をお勧めします。
家族が見て数日何も食べていない、睡眠時間が1日で2~3時間がずっと続いているという症状が見られたときも病院への受診をお勧めします。
症状が見えづらい場合
次に気分の落ち込みなど目には見えづらい症状の場合ですが、周りから見て明らかに性格が変わったと思うほど元気がない、ありえないほど行動的な場合は受診を勧めてみてください。
本人が自覚して10日以上全然元気が出ない、不安で頭の中が一杯になってしまって他のことが考えられない時も心の病気を疑っていいと思います。
他に常に何かに責められている、追われている感覚で集中できない、小さなことにもとてもイライラしてしまう、自分で自分の気持ちをうまくコントロールできなくて通常の生活に支障が出る場合も一度受診をお勧めします。
身体的症状が出た場合など
明らかに息が苦しい胸が痛い手が震えると言う身体的症状が出た場合にも自分での改善は難しいと思いますので病院への相談をお勧めします。
もし死にたいという気持ちが強すぎて自殺の準備を始めてしまう、自殺の方法を調べてしまう場合はすぐ受診をしてください。
人が死にたいと本気で思うことは普通ありえないんです。
それは脳や体が疲れていて通常の判断ができなくなっています。
そのままにしているとどんどん悪い方向に進んでいてしまいます。
何かミスをして1日や2日ほど死にたいと思う程度なら大丈夫なんですが常に本気で死にたいと思い悩むようでしたらすぐに受診をしてください。
これは目安ですのでもっと早めに相談するということもいいとは思いますが、ストレスなどはできるだけ早く取り除いて改善するようにしてください。
身体的な異常は本人の意思では治すことが難しいと思いますので、病院での相談が必要だと思います。
本人も周りの人も何かおかしいなと感じることがありましたら病院への受診をお勧めします。