うつ病の理解について

うつ病に患かる日本人は「約13人に1人」!

うつ病の理解うつ病は「誰でも患うことがある可能性がある普通の病気」なのです。
WHOが20歳以上の日本人を対象に行った調査では、およそ13人に1人が一生の内にうつ病を経験するという結果が出ています。

そのため非常に多くの日本人が経験する病気であり、家族や知人など、あなたの周りにも「うつ病で苦しむ人」がいても全く普通で、あなたがうつ病を患ったとしても全く不思議ではない病気なのです。

しかしながら、日本ではうつ病の人が医者に掛る率は「29%」と少ない結果となっています。

うつ病の症状が現れても、一時的な体の不良と考えて、うつ病をそのまま見過ごしている可能性があります。
また、うつ病を「周りに知られたくない」と病院を受診しないこともあります。

日本では、うつ病が発症する原因を「気が弱い」「怠けている」と考える人が多く、他の先進国と比較してうつ病に対する理解が誤っていると考えられます。

このようなうつ病に対する誤解はうつ病患者を苦しめるだけでなく、適切な治療を受ける機会を逃してしまう原因になります。
うつ病は誰でも発病する可能性がある病気なのです。

そのため、うつ病に対する認識をあらため、正しく理解することが本当に大切であるといえます。

うつ病の理解