軽度のうつ病の自己治療

自分で行えること

うつ病が軽度だった場合は、自分で治療できることもあります。

自分で出来ることの参考としてオランダで行われた調査に、うつ病から回復した方に効果があった自己療法について調査したものです。

その結果が以下の3種類の方法が効果があることが分かりました。

前向きに考える

仕事に復帰できることなど先のことを考えず「明日は散歩に行こう」など明日のことを考えたり、過去にやって楽しかったことなどポジティブなことを思い出します。

規則正しい生活リズム

毎日決まった時間に起きて食事をする。決まった時間に寝る

積極的に動く

しばらくして余裕が出来た場合は、外に出て散歩や軽い運動をする。ただし、無理は出来ないので担当医と相談してから行う。

家族や周囲の「頑張れ」は禁止

うつ病人は「自分は頑張れない」という事を責めてしまいます。そのため、家族や周囲の人たちが「頑張れ」という励ましは悪影響になります。ゆっくり休み、頑張らないことを進めるようにしてください。

うつ病は繰り返し再発するほど重くなってきます。そのため症状が軽くても、安易な病気と考えてはいけません。治療を行い始めたら、途中で勝手に中止せずに医師の診断の元、治療を継続するようにしましょう。