不安障害と適応障害のリアルな症状
不安障害と適応障害のリアルな症状
今回は不安障害と適応障害のリアルな症状についてお話ししていきたいと思います。
うつ病のリアルな症状についてはいくつか取り上げましたが、不安障害や適応障害のリアルな症状を私の体験も含めてお話ししていきたいと思います。
不安障害とは特定の場所や状況ものなどに不安や恐怖を感じて体に異変や不調が出る病気です。
この不安障害では症状がひどくなっていないかは病院へ行かずに自分の性格や個性と捉えて付き合っている方も多くいます。
例えば潔癖症や高所恐怖症という方はたくさんいますが病院に通っている方はあまり聞かないですよね。
同じように人前が苦手だったり赤面症という方も対人恐怖症ってことになります。
しかしそれらの行為をしないことや生活と折り合いをつけることで通常の生活をしている方は多くいます。
私ももともと対人恐怖症で人と関わるのは苦手なんですがそれなりのコミュニケーションが取れるので病院へは行ってませんでした。
広場恐怖症もあって何か集会の予定や電車に乗らなければいけない予定があると数日前から夜眠れなかったり、気分が落ち込んだり、食欲がなくなったりという症状がありました。
それがある時をきっかけにその予定があると全く物事に集中ができない、手が震える、手の感覚がなくなるという生活が出来なくなってしまい、病院を受診することになりました。
その時は症状が出たら気分安定剤を飲むというような対処方法でその後普通の生活ができるようになりました。
適応障害とはストレスの負荷によってうつ症状が出ることです。
そのストレスの元をなくしたらその症状は良くなるというもので、その後もうつ状態がずっと続くようであれば、うつ病と診断されることも多いです。
早くストレスを解放しないとうつ病へと移行する確率が高くなるので、早めの対処が必要です。
適応障害に最初から自分で気が付くのは難しいかもしれません。
本人は自分はいつもとなんら変わらないことをしていると思ってるからなんです。
私は今になって思うとあの時に自分はすごい追い込まれてたんだがと感じることはできます。
最初はイライラすることが増えて周りが私をイライラさせることが多くなったんだなと思ってました。
次に集中できないということが起こり始めて、またそれにイライラしてました。
やりきれない気持ちを外に向けて発散したくて、小物リやちょっとしたものを床に投げつけたりということをしてました。
それでも足りない時は壁を殴ったり頭を叩きつけたり、そして大きな声を出していました。
そしてその後はうつ状態に入るんです。
かなり異常ですよね。
さすがに家族が心配して病院を受診することになりました。
その時抱えていたストレスや不安を話すことで大分楽になって家族にも状況を理解してもらい、その後ストレスが改善されて体調も良くなりました。
このように症状は様々で自分が築けるもの周りが気づいてくれるもの、そして自分で対応できるもの、できないもの、いろいろあります。
症状がひどくなればそれだけ回復にも時間がかかります。
必要に応じて病院への受診や相談をして早めの対処をしていただきたいです。