抗うつ薬の副作用全般
吐き気・むかつき
抗うつ薬をのみ始めた時期に起こる副作用になります。SSRI・NSRIなどの新薬の副作用です。
ほとんどが2から3日で改善されますが、吐き気・むかつきが無くならない場合には、胃腸を整える薬を併用したり、他の抗うつ薬に変更してもらえるようを医師に相談してください。
症状によっては新薬でない三環系・四環系などの抗うつ薬に変わる場合もあります。
頭痛
抗うつ薬の服用中に発生する副作用です。SSRIなどの新薬で起きる副作用です。他の抗うつ薬に変更してもらえるようを医師に相談してください。
喉の渇き
喉が非常に乾くことで、過剰に水分を摂取しすぎてしまう場合があります。
極端に水分を取りすぎると、血液中のナトリウムの濃度が希薄となり、疲労・頭痛・吐き気が起きます。
症状が悪化すると、痙攣・昏睡状態・呼吸困難を引き起こす場合があります。
対処方法は、アメや氷を舐めて、口の中に水分を補充しておきます。
また、少量ずつ水分を取るようにすることで改善する場合もあります。
また、薬の量を減らすことで軽減されることもありますので、医師に相談してください。
めまい
立ち上がろうとしたときにめまいがする場合があり、起立性障害といいます。自律神経のバランスが崩れることで引きおこる症状です。対処として、立ち上がるときに、頭をゆっくり上げるように立ち上がります。
便秘
抗うつ薬の服用で自律神経のバランスが崩れ便秘になることがあります。繊維質の多い食品を摂る・運動をするなど、一般的な便秘対策を行ってください。それでも良くならない場合は医師と相談して便秘対策の薬を併用してください。
性機能障害
男性の際は、勃起しない症状が発生することがあります。薬の量を減らすなどで、改善される場合もありますので医師に相談してください。