うつ病の回復期の過ごし方と再発防止

うつ病の回復期の過ごし方

うつ病の回復期について

休息と抗うつ薬の摂取を続けていくと、辛いうつ病の症状が減って病状が軽くなってきます。

脳と心の休息が最重要の時期から、社会復帰に備えた準備に移行する時期になると、睡眠と覚醒の調子を整えて、趣味を行ったり、やりたいことを少しずつ行ってみるなど、日中の活動する時間を少しずつ多くして行きます。

回復期の過ごし方

やりたいことを、無理のない範囲で少しずつ行う。

「 やらなければ」という義務やあせりを感じないようにする。

調子のよし悪しを気にしない。

調子が良い日に無理をしない。

やることの内容と範囲は、少しずつ増やしていく。

決して無理に行わない。

予定を立てて、無理なく毎日を過ごす。
うつ病の再発防止

うつ病の再発の防止

しかし焦りは禁物です。症状が緩和すると、早く復帰したい気持ちになってしまい、無理をしてしまう事があります。身体の状態をよく確認し担当医に相談して、今やることを決めてゆきます。

否定的な見方になっていたことによって発症していた「うつ病」の現状を、医師と確認しておくことも重要です。

そして、うつ病になった原因を探り、「過多なストレスの事象」や「周りのサポートの不足」という状態になっていたのか確認しておきます。

その現状をふまえ、また同様になって「うつ病」の再発を防止するため、どのようにすべきかよいか良く確認してゆくことが重要です。