うつ病の方との接し方

うつの方がご家族お友達恋人だった場合に、どのように接して良いか分からないということがあると思います。

その場合にどのようにしたら良いかという話をしてゆきます。

うつ病ですが元気がある方は基本的には気にしてもらいたいとか、気遣ってもらいたいという気持ちが強いので、遊びに行く時は積極的に誘ってあげて下さい

ちょっと行けないわって言われるかもしれないですが、誘われなかったらすごい落ち込むでしょう。

鬱の初期はその人間関係から外れていくことをすごい恐怖だと思うので断られるのはわかっていても誘ってあげて下さい。

基本的に鬱の軽い状態っていうのはレスポンスも速くて相手に嫌われないように行動しようって常に思っています。

誘わないでおこうとかっていう気の回し方しないで誘ってあげてください。

それで無理だったら無理とまた次も誘ってあげるようにしてほしいです。

鬱が重方は何もしたくないとか、スマホとか携帯を触るのも嫌、見るのも嫌という状態になってます。

なのでお誘いを入れても多分返事すら返ってこないと思います。

レスポンスがすごい悪いです。

人付き合い人と関わるのがとりあえずも全て煩わしいと思ってしまっていますが、そこは見限らないで優しく待ってあげてください。

何回もメールが入ってくるとやっぱり辛くても返さなきゃっていう気分にはなります。

それでも人間関係かもう嫌だなって思ってる時なので、あまり何度もメールをするのではなく、少し間を開けて「最近は調子どう?」っていう感じで元気が戻るまで少しそっとしておいてあげてください。

また家族の方がよく言いやすいんですが、気の持ちようだとか甘えだとか、ちゃんとしないと駄目だろと言うのはやめていただきたいです。

動きたいのに動けないっていうのを一番気にしてるのは本人なのでそこは優しく休ませてあげてください。

それと病院からもらってるお薬が効いてるか聞いてないかわからないのに、飲まない方がいいんじゃないのかということも止めていただきたいです。

その薬が効いてるかどうかっていうのも本人もよく分かってはいないんです。

その薬があることで安心できる、それを飲んでることで安定している気がするっていうのが一番大きいです。

薬はいつも飲んでるから大丈夫だ、自分はとりあえず今どうにか大丈夫でいられるんだっていう状態でいるので薬の否定はしないでいてください。

うつの初期症状がまだ現れて間もない方は、ご家族の方や周りの方が気づいてあげたら、すぐに心療内科や精神科、もしくは心の相談窓口などで相談してみてください。

本人でもいいですし、周りの方でも構わないのでちょっと気になることがあるんですっていうので相談してみてください。

早い段階で対処出来た方が心をすぐに休めることもできます。

ストレスから逃れることもできるので周りの方が気づいたらすぐに相談して、できればご本人も連れて一緒に行くといいと思います。

心の病気っていうことになりましたらまず第一に休ませてあげること少しそっとしておいてあげることも大事だと思います。

うつの時に大きな決断は止めてください。

例えば離婚だったり別居だったり仕事を辞めるとか大きな決断はうつ状態だととてもマイナスな方向に気持ちが働いています。

そういう決断は間違った決断になりやすいので決断はできるだけ先延ばしにして病気が少しでも良くなってからするようにしてもらいたいと思います。

うつ病の治療っていうのはすごい時間がかかってなかなか治らなくてすごい大変なんです。

それだけ心が無理をした証拠です。

暖かく大きな心で見守ってあげてください。

時にはゆっくり休ませてあげて時にはゆっくり話を聞いてあげてください。

急に治る病気ではないので焦らずゆっくりと。